この時期の中3英語『関係代名詞、全部thatじゃダメなん?』に答える。
プロ家庭教師 さかした

thatだけだとかえって混乱するのよ
先週から今週は地域の中学校はどこも期末テスト。
ですが、今の時期中3の英語と数学は
『高校単元への大事な足がかり基礎固め』の時期です。
入試対策しているとどうしても基礎練習、中1〜2年生の復習メインになりがちですが・・・
ここで毎年この時期に聞かれる
『関係代名詞のthat問題』について。
少し長いので、読まれる方はお時間のある時に🫡
『あー英語得意やったわ!』ていう方と
『英語どうしてあんなに難しいん?』
てかたへ。
みんな大好き『関係代名詞』です。
細かい文法的なものはお分かりになる方はいいとして
『えっthatだけでいいじゃん!』に答えていきます。
✨ なぜ who と which
が必要なのか
(目的格が that で代用できるのに)
① まず事実:
✔ 目的格の who(m)と whichは
that に置き換え可能
the boy who(m) I saw → the boy that I saw
the book which I bought → the book that I bought
だから生徒が
「じゃあ最初から that だけでよくね?」
と言ってしまうのは自然。
② それでも
who と which
が必要な理由
理由1:
文法上 “that が使えないケース” があるから
that には 使用禁止のパターン がある。
❌ thatを使えない代表例
前置詞の直後に来るとき
the boy to whom I spoke
※ to that は不可
コンマ(,)で区切る非制限用法では使えない
My father, who is a doctor, …
My father, that is a doctor, …(✕)
関係代名詞が所有格のとき
the girl whose bag is new
※ that では置き換えられない
固有名詞や人称代名詞を先行詞とする場合、多くの文で that は不適
He, who is my friend, …(非制限用法 → that不可)
👉 だから “that だけで全部いける” 世界ではない!
理由2:意味をハッキリ区別できるから
who = 人
which = 物/動物
that = 両方OK(便利だが“万能だけど曖昧”な役割)
文章を読む時、
who や which がある方が “何を指すか” が一瞬でわかる。
生徒でも次の差は一目で理解できる:
the girl who lives in Tokyo(=人だとすぐ分かる)
the car which I bought(=モノだと分かる)
the thing that surprised me(=抽象的な「こと」)
つまり
👉 who / which は 読解のスピードを上げる
👉 学力が高くなるほど that 連発の文章は読みづらい
理由3:フォーマルな英文では who / which が圧倒的に多い
ここはなかなか公教育では強調されない。
英検・TOEIC・大学入試・海外ニュース記事・論文などでは
who / which が標準。
that ばかり使うと “カジュアル英語” に寄りすぎる。
だから中学生のうちから
「人は who、物は which」
「代用できる時は that もOK」
という整理をしておく必要がある。
ということです。
長い説明読んでいただきありがとうございます。
ま、高校入試にここまでの関係代名詞使いまくりの文が出ることはあまりないですが、thatとの違いを知っておくだけで
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