そんなにキレたりはしません。が。「厳しくする勇気」〜イチローの言葉から考える指導の本質〜
プロ家庭教師 さかした

by イチロー
🎓「厳しくする勇気」〜イチローの言葉から考える指導の本質〜
(プロ家庭教師さかした)
「できるだけ自分を律して厳しくする」
「厳しくできる人間と、自分に甘い人間。どんどん差が出てくる」
「甘えが出て、結局苦労するのは自分」
──これは、イチローさんが高校球児に向けて語った言葉です。
「厳しくできない時代になっている」とも付け加えられていました。
その表情は、教育に関わる者なら誰もが感じている“迷い”を映しているようでした。
💭 指導者の葛藤:「叱る」ことへのためらい
生徒が宿題をやってこなかった。
授業中に居眠りしてしまった。
そんなとき、かつてなら「気合い入れろ!」「どうした?」と声を上げるのが当たり前でした。
しかし今は、言葉一つを間違えれば“厳しすぎる先生”と捉えられる時代。
「叱ることが本当に正解なのか…」
「逆にやる気を失わせるのではないか…」
そう悩みながら、つい“見て見ぬふり”をしてしまう。
家庭教師という立場でも、この葛藤は常にあります。
⚙️ 人間は「基本、怠け者」である
でも、はっきり言ってしまえば──
人間は本来「怠け者」です。
心理学でも「人は快を求め、苦を避ける生き物」とされています。
だからこそ、外部からの“ちょっとした圧力”や“緊張感”が必要なんです。
筋トレで筋肉がつくのも、「負荷」があるから。
勉強も全く同じです。
「楽をしたい自分」をどうコントロールするか。
そこが、成長できるかどうかの分かれ道になります。
🧩 厳しさは「叱ること」ではなく「本気で向き合うこと」
“厳しい指導”というと、叱ったり怒鳴ったりを想像する人もいます。
でも、私が考える「厳しさ」は違います。
それは――
生徒と本気で向き合うこと。
・「できない理由」ではなく「できる方法」を一緒に探す
・「まあいいか」と流さず、「どうして?」と問いかける
・その子の本気を信じて、結果が出るまで待つ
そうした姿勢の積み重ねこそが、指導者としての“厳しさ”だと思っています。
🔥 「厳しさ」は、最終的に“優しさ”になる
私はこれまで、多くの生徒を見てきました。
その中で確信しているのは、
“厳しさ”は、最終的に“優しさ”になるということです。
その場ではムッとした顔をする子でも、
受験が終わる頃には「先生、あの時言ってくれてよかったです」と笑ってくれる。
だからこそ、指導者は「嫌われる勇気」も時には必要なんです。
未来のために、あえて今、厳しくする。
それが本当の教育だと思います。
✍️ おわりに:「厳しくできる時代」をもう一度
イチローさんの言葉を聞いて、改めて感じました。
「厳しくできる人」と「甘くしてしまう人」の差は、
時間が経てば経つほど、確実に広がっていく。
私たち大人が“厳しくする勇気”を持てるかどうか。
それが、子どもたちの未来を左右します。
「厳しい=怖い」ではなく、
「厳しい=本気で信じている」
そんな時代を、もう一度取り戻したいですね。
📘 執筆:プロ家庭教師さかした
(鹿児島県出水市/阿久根市エリア・中学受験・高校受験専門)
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